子宮捻転

昨晩は満月の日でしたが、産まれた赤ちゃんはそのまま月に還っていきました・・・・

こんな時期だからこそ、この子を生かしてあげたかった気持ちでいっぱいでしたが、それは叶いませんでした

口蹄疫に被災された農家さん達の家では殺処分直前まで、
元気な子牛が産まれてきます

この子達は産まれて明日もあさっても生きたいのに、
悲しいことに、生きることすらも赦されません・・・・

だからこそ、我が家で産まれた子をなんとか救いたかったのですが、残念な結果になりました

これほどの難産でしたから、自身の勉強にはなったと思います

けれど、本当はそんな理屈よりも、、、という気持ちもあります

昨晩淀殿の出産介助は2時間に及びました
でも、本当は何時間も前から、苦しんでいたのです

子宮捻転は、気をつけていても、難しいと獣医の先生達も言われるぐらいなので
見つけることも、対処においても非常に厳しい症例ではあります

雨上がりのびしょぬれの引き場に連れ出し、みんなで夜中精一杯やりました

特にО先生は、2時間中、
延々と大量の羊水や鮮血を滝のように全身に浴びながら、整復に努められました

大きな丸太を母牛の足にくくりつけ、子宮をもとに戻す為、牛を右に左に転がさないといけません
(子宮捻転の際の牛ローリング法です)

我が家は女子供のような集まりですが、3人でなんとかせねばならず、
牛は何百キロもあるから、重たいとか、言っていられません

父とワタシと、母で、母牛を転がし、先生が腕をつっこんで、子宮をもとに戻します

なかなか戻らず、何回もやり続けました

その後、今度は、子牛を戻さないといけません

これも、下に沈んでおり、なかなか戻らず、足も折れ曲がって、頭は産道に入らない状態でした

それでも、獣医の先生は、なんとか、必死に戻そうと努められました

先生は、身長の大きくない先生ですので、
全身に羊水と多くはないのですが鮮血という2つの高波を何度もかぶられているような状態で頑張ってくれました

牛の難産の現場は想像を超える程、壮絶です、大型動物獣医の先生は、本当に凄いのです
ドキュメンタリーで見てもらいたいぐらいでした

2時間これを延々と続けられました

その間、私達は子牛の足をなんとか引っ張りだし、
チェーンで引いたり、戻したり、滑車を出してひっぱたり戻したり

途中、先生の手や腕まで、引っ張ってしまい、危ないところもありました

ひどい子宮捻転の場合、子牛も母牛も同時にダメになるパターンの多い症例です

先生方は限られた緊迫した時間の中で、何を最優先にするのか、色々と判断を迫られます

母牛をあきらめるのか、それとも子牛をとるのか、どっちも、ダメかなど・・・

帝王切開の可能性もあるのではないかと思い、レメディも準備だけはしておきました

胎児は想像以上にお腹の中で、大きくなってしまっていました

「産道が狭い、頭がのらない」と先生が言うので、その間、アーニカ、シミシフーガなども与えてはみました

カーボベージも与えてはおいたのですが、窒息しており、
今回もそれは時すでに遅しの状態であったと思います

産道が捻転で完全に開かなければ、
もうどうしようもない状態でしたが、産道は狭くてもそれだけは免れました

いつもは気性の激しい淀殿が蹴らなかったのも幸いでした

2時間かけて、引き出すまでに、整え、あとは滑車で引き出すことにしました

最後この滑車で引き出す時に、胎児が大きかったりすると、
事故って親牛も廃用になるケースが多いのですが、もう方法は他にはありませんでした

ここまでくると行っても地獄、戻っても、地獄だと分かっていたので

滑車のロープをめいいっぱい引きました

すると、最後に淀殿がなき叫んだのです

そして、ドーンと倒れました

あっ、これで、親牛もダメになったかも・・・・と思いました

足が外れたと・・・・

子牛は、この時、死産で出てきました

親牛だけでもと思っていましたが、
ロープがグルグル巻きになっており、なかなか立つ様子もありませんでした

父がまた蹴りだしたので、ここで、3人で親子喧嘩になりかかりながら、淀殿を励ましました

それでも、立ちませんでした

先生が、その後、電気ショックを背骨に沿って刺激をすると、ようやく立ったのです

ここで、やっと安心しました

淀殿はダメにならずに済んだのです

そして、牛舎に戻った直後、先生が電子カルテを書いている間に

淀殿は大変な難産であったのにも、関わらず、もぐもぐと餌を食べはじめました

えっ?と思いましたが、
「もう餌食べよる、本人はなんちゅーこたないわな」と言って先生も安心されたようでした

普通これほどの難産を経験する牛というのは、すぐに、元気な様子とか見せないものです

我が家の子は、この間、軽い捻転を起こして死産の経験をした母牛みつよさんといい、
淀殿といい、本当にあきれるほど、元気なのです

獣医さん達は、我が家の子達が、餌を食べる様子を確認されて、
そのまま何もせず「大丈夫じゃろ」と言って帰られます

これは、ホメオパシーを施しておいた母牛の強さだと思ってみています
ホメオパシーをやっていても、難産は免れないこともあります

今回のような場合は、以前の我が家なら、母子ともにダメになっていたと思うのです

先生が、子牛が死んだ事を、「この子が難をからってくれたんや」というような事を言われました

牛飼いの間では、牛が死ぬ時、
自分自身の何かの身代わりになって、亡くなったという言い方をします

悲しいできごとでしたが、口蹄疫の嵐の中、この子達は身代わりのように亡くなっていったのかもしれません

淀殿には、産後胎盤も介助で引っ張ったさいに、そのまま剥がれ落ちたので、

胎盤剥離のセケーリーのレメディはやらずに、シェスラー塩のアクティブソルトを1粒投与しておきました

そして、今日も元気に、餌をモリモリ食べてくれています

たぶん無理に胎盤が剥がされた状態なので、
後は子宮の回復の為にベリスペラニス(ヒナギクからできるレメディ)等を与えることにします

PS 淀殿は去年種がなかなか、何度やってもつかなかった母牛でした
サビナ等のレメディを与えても厳しかった子です、
だから、そこから、何らかのリズムは崩れていたのかもしれません

元気にはしていますが、、経過は注意深く見た方がいい子だなぁと思っています

JA宮崎県のホームページです↓クリックしてください

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コチラで口蹄疫署名活動を行っています
署名用紙をダウンロードしてください

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募金は無理でも、署名ならという方もおられると思うので、リンクしました

どうぞよろしくお願いします

コチラは川南町で酪農をやっておられるムッチーさん個人で募金窓口を開設されています↓

川南町のムッチー牧場だよ~ん。


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